ウイルスの不活化が期待できる「光触媒」を活用し、何度も洗って使えるスポーツマスクが新潟大学の半澤一彦教授(血管外科)が開発・発表。 高機能で繰り返し使用できる市販のスポーツマスクはほとんどありませんが、100回洗っても効果は持続します。 5月中旬に販売開始。
マスクは光エネルギーと化学反応する光触媒を使用しています。 新潟県長岡市のスポーツアパレル企業Onyoneと共同で、酸化チタンなどの小さな金属片を繊維に練り込んだ生地を使用しました。 春沢教授によれば、ファイバーに赤外線が当たってイオンが発生するそうです。 酸素と反応して、ウイルスの感染力を弱める活性酸素「OHラジカル」を生成します。 この生地の二重構造とホコリを通さない生地です。
使い捨てマスクや光触媒布を使用したスポーツマスクの下に装着できる「インナーマスク」も製作しました。
洗えるスポーツマスクは、郡内の5つのスポーツショップで5月16日と23日、郡外で販売されます。 (四明園麗)